2009年05月04日
神谷バー

浅草の老舗バー!
明治13年にかみはや銘酒店として洋酒の一杯売りを始める。
明治15年に電気ブランデーが誕生!
明治45年に店内を西洋風のバーに改造!日本で初めてのバー!神谷バーの誕生。
神谷バーにデンキブランと名付けられたカクテルが登場して、およそ120年の年月が流れています。
電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと『電気○○○』などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていました。
その上デンキブランはたいそう強いお酒で、当時はアルコール45度。それが電気とイメージが重なって、この名がピッタリだったのです。デンキブランのブランは、カクテルのベースになっているブランデーのブラン。
その他ジン、ワイン、キュラソー、薬草、などがブレンドされています。
大正時代は、浅草六区で活動写真を見終わるとその興奮を胸に一杯十銭のデンキブランを一杯、二杯。
それが、庶民にとっては最高の楽しみだったんですって!!
Posted by ヒヨリ at 21:40
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